Perfumeのヒットの理由を盗み聞きした。

Perfumeのニューアルバム⊿がでましたね。
もちろんボクも買いました。


今日いきつけの定食屋に行ったらレコード会社関係者(レコーディングエンジニアと営業?)らしき人がアツク日本の音楽談義をしてた。
そのなかで気になったのはPerfumeの話。


あれはたまたま売れないアイドルが売れない作曲者ナカタさんに外注しただけ。
でっ中田ヤスタカという人は自宅がレコーディグスタジオ化してるんで全て一人でできてしまう。
だから制作費も安くて選ばれたんだろう。
一人で全部やってしまう彼は外野から文句を言われず楽しんで自分の音楽を作っていったそうだ。
作者が楽しんで作ってる曲というのは視聴者は感じ取るのでいい感じに売れたのだと。
Perfume + 中田ヤスタカの成功は本当に偶然の産物なのだ。


現在の日本の音楽業界はいい大学出たレコード会社の権力者がいるらしい。
実際に作曲してる側は別に良い大学を出てるというわけではない。
で、なんも音楽知らない人が曲を作ってる側に「もっとこうしないと売れない」と外から口出しするらしい。
そこで出来上がったモノが売れるのはプロモーションの力なのだと。
そうやって歪められた音楽は大衆に受け入れられないのだという。


Perfumeの音楽聴いて、音楽知った風な人はアイドルという色眼鏡を通してしか見ることができなくて、「あんなんアイドルの曲でしょ?」と言って見下してた。
深く音楽を知らない人と鋭い嗅覚を持った人は「Perfumeいいじゃん!」と言った。
そうやって良いと感じた人が広めて大ヒットに繋がったのだ。


一般人は音楽のジャンルとか正直どうでもよくて、製作者が楽しんで作った曲は自然と受け入れられるのだという。
大衆というのは良いものが自然とわかるんだ。
そして、そういう数値化できないものは実は非常に重要なのだ。


今はPCで音楽を個人で作ってインターネットで配信できる時代。
このままだとレコード会社は無いほうが良いものになってしまうかもね。